SDGs懇談会
「目標11:持続可能なまちと地域社会」
@西部新拠点地区
岡山市では現在、「水と緑が魅せる心豊かな庭園都市」という都市理念のもと、岡山中心市街地から西へ4kmに位置する北長瀬エリアを対象に、新しく生まれ変わる操車場跡地公園を中核とする健康・医療・福祉のまちに向けた再開発を進めています(西部新拠点構想)。
時代を遡ると、この新世紀の都市計画以前、私たち人間は干拓によって築いた湿地に稲や藺草を植え、水路を張り巡らし、焼杉や漆喰の軒並みと共に今日の岡山の田園風景を育んできました。
脈々と紡がれる地域の環境、文化、風土を尊重しながら、私たちの未来の暮らしにふさわしい住み続けられる地域社会へと変容していくために今、わたしたちができることは何でしょうか?
このシンポジウムでは西部新拠点に求められるこれからの住環境整備、災害対策、廃棄物循環、福祉サービス等の実践に向けた対話の場を創出したいと考えています。まずは課題分析や地域調査、先進事例の研究や視察等を行いながら、住民による対話の場を通じて将来の核となるビジョンの策定を目指します。
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。
『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。
持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。
システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。
教育機関で次世代の育成に力を注ぐとともに、島根県隠岐諸島の海土町や北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアドバイザーとしてかかわっている。
全米一住みたい街として人気を誇るポートランドのまちづくりに携わり、行政と市民活動をつなぎパワフルに機能するNPO「シティリペア」のコアメンバーとして12年に渡り活躍中。
また郊外のアーバンファーム「Jean’s Farm」を仲間とともに管理・運営するとともに、シュタイナー教育をベースにしたアウトドア学校「Mother Earth School」を運営。
また、パーマカルチャー教育者を育成する「IPEC(Institute of Permaculture Education for Children)」のCEOや大学のパーマカルチャーコースの講師も務める。
2児の父。
信州大学農学部森林科学科にて農学研究科修士課程修了後、緑化会社にて営業・研究職に従事。
その後長野での農業経営、有機肥料会社勤務を経て2001年に独立。
土壌管理コンサルタント、パーマカルチャーデザインを主業務としたソイルデザインを立ち上げ、愛知万博のガーデンのデザインや長崎県五島列島の限界集落再生プロジェクト等に携わる。
2007年に山梨県北杜市へ移住。
八ヶ岳南麓の雑木林にあった一軒家を開墾・増改築し、“人が暮らすことでその場の自然環境・生態系がより豊かになる暮らしを自ら実践。
日本文化の継承を取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャーデザイナーとして、国内外で活動。